切り株のきず

もう芽が出てこないように、網目状の傷がつけられている切り株を、街で見つけました。このあたりの木は全てこうなっていました。何十年も前に、まだ細かった木をここに植えようと決めた人達は、緑の多い未来を想いながら植えたはず。音楽教室の庭には、志村家の先祖の植えた木が多くありますが、世代交代の年に突然1本の椎の木が、中から虫に食われて枯れました。立派な大木だって、枯れる時はあっという間に枯れます。木は人と同じ。新しい物を作るためでも、毎年、年輪が増え続けている木を、バッサリ切り倒したら可哀想。すごく残念でした。

2018年11月07日